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香りの種類 まとめ

読書

ごきげんよう、都花です。

鼻腔をくすぐる良い匂いのことを「香り」っていいます。
私たちの周りには「香り」があふれていますね!

私は「香り」って大好きですよ。歩いている時に道端で香る花や緑も、駅前で漂ってくる美味しそうなご飯やお菓子の香りも、ドラッグストアで感じるシャンプーなんかの人工的な香りも。

私が最も香りを意識するのは香水です。香水は10代の頃からの趣味で(趣味っていうのか少々疑問ですけど)良い香りと、可愛くて素敵な瓶をよく集めたものです。

香水の種類

さて、香水には様々な種類があります。「香りの種類」である分類について、まとめてみようと思います。お好みの香水を見つける手助けになればよいのですが。

大きな分類では4つの種類があります。
それは、フローラル・フレッシュ・オリエンタル・ウッディの4つです。

この中でさらに細かく分類されてジャンルになっています。
(香りなどイメージの分野は曖昧で、また別の見解もたくさんあります。)

フローラルな香り

フローラルといえば、お花の香りです。甘く華やかで可憐であり、女性が好んで選ぶ香水の代名詞かと思います。

フローラルの香りの代表格と言えば、ローズ・ジャスミン・鈴蘭(ミュゲ)でしょう。
他にも、ライラック・イランイラン・アヤメ・マグノリア・バイオレット・プルメリア・リリーなどなど、お花を束ねたブーケのようなイメージです。

フローラルと一口に言っても、中央に来る花によって、香りは様々です。
また、南国フルーツを思わせるフルーティや、草や葉を思わせる青々とした香りのグリーンなものと合わせて、その色を変化させているものもあります。

個人的には、ピンクや柔らかい赤や優しいオレンジなど、春を連想させるような色味が好きだったり、服に多かったりするなら、フローラルが似合うかと思います。

フレッシュな香り

フレッシュな香りはその名の通り、新鮮で瑞々しさを連想する爽快な香りです。

代表的なものは、ベルガモットやレモン、オレンジなどの柑橘系が一番に香るシトラス系かなと思います。活発ではじける爽快感を感じる香りです。

シトラス以外では、リンゴやブドウ、ナシなどの果物と、マンゴーなんかの南国を思わせるような甘酸っぱさと爽やかさが一緒に感じられるフルーティな香りがあります。

海や海岸をイメージしたすっきりとした爽やかさが魅力のマリン系(ウォーター)は夏によく見るタイプですね。
あとは草や葉のグリーン系が、若々しいイメージがあります。ハーブのクールな感じよりは、青々しい感じです。

このグループは青や明るいグリーン、濃いオレンジや黄色などのパッションな夏のイメージが良く似合います。

オリエンタルな香り

オリエンタルな香りは、スパイシーでエキゾチックな香りが特徴的です。
ピリッと刺激的で、どこかセクシーでもあり、燻る甘さが濃厚さを感じます。

バニラやバルサム、フランキンセンスなどのまったりした甘さと、シナモンやカルダモンやショウガなどのスパイスを効かせています。

オリエンタルというと、東洋的という意味ですが、香水で言うところのオリエンタルは、インドとか東南アジア系なイメージを持ちますね。

オリエンタルな香りは、ワインレッドや濃い赤、茶色や暗いオレンジなど、秋をイメージする色や雰囲気が好きなら、挑戦してみて欲しいです。

ウッディな香り

ウッディは木のふくよかな温かみと落ち着きを感じる香りです。力強さと重厚さも併せ持つ香りで、男性用に多い香りです。

白檀やスギで木の温かみを表現しています。また、パチュリの森林の湿った香りや、土や樹木を覆う苔のような香り、煙や燃える木をイメージできるレザーの香りを感じる香りもあります。

このタイプの香りは、男性用が多い事もあって、色味も渋みあるスモーキーなものが似合いますね。茶色・黒やモスグリーンや紺色など、冬を感じる色が好きな方に似合いそうです。

まとめ

さて、大きく分けると、香水はこの4つのグループになっていると思います。
ただ、このグループの分け方も、ブランドや研究者で大分違います。
私は分かりやすさを重視してこの4つを参考にしていますが、もっと色々な名称もあります。

私が今回読んだ本も、この分け方は「香りの化学」の方で、「香水の教科書」はまた違った区分となっていますので、ご了承ください。

香水は、フローラルは圧倒的に女性が多く、ウッディは男性に多いイメージです。
フレッシュとオリエンタルは男女ともあると思いますが、女性用がフルーティ多めの甘めにブレンドされるのに対し、男性用はラベンダーやローズマリーを多めのすっきりめにブレンドされています。
(私の所感ですが)

気になるグループがあったら、是非店頭で試してみて下さい。

この香りを、魔法の属性に組み合わせて何か作れないかを模索中です。
五感で感じる何かが作れれば、楽しそうです。

それでは、ごきげんよう!



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