自分を見失った時は我慢しがち。少しずつ表に出してみて。

ごきげんよう！都花です。

私は自分を見失ってしまった【自分迷子】であり、HSPだったわけですが。

当時は大分ストレスを溜めて生活していました。まぁ、主なストレス源は仕事だったわけです。
向いてない仕事でしたし、色々アップアップの状態でした。

で、判断基準が自分のペルソナ（あるいは世間体）であるところの【自分迷子】は、しばしば自分の感情を我慢しがちな状態になります。
また、環境変化に対応するのが苦手だけど苦手と言えず、つい頑張ってしまうHSPも、やっぱり我慢しがちになります。
自分でも気付かないうちに、着々と溜まっていくストレス！

極限までため込みがちだと思いますが、そのストレスをちょっとずつ小出しにしていきましょう。でないと大変なことになりますよ。という私のお話。

いい子の仮面、瓦解
1. 自分と同じ、生きにくそうな人を発見する
会社で初めてのガチギレ。感情を我慢せずに爆発。
我慢しないで、少しずつ伝えていこう

いい子の仮面、瓦解

さて、私は社会人になって、自分が「いい子」ではなく、むしろ社会不適合よりの人間であることが分かってしまいました。自分の作った仮面に浸食され、しかもその仮面が壊れてしまいました。

しかしその間も、合わないと感じていた同じ会社でずっと働き続けました。途中環境も変わったりしましたが、もうただ漫然と毎日が過ぎ去っていきました。

「私っていつ頃死ぬんだろうか？」なんてことを何となく思ったりもしていた、そんな20代でした。

そうしてその生活も１０年目に突入。
もう定年退職までこのままかも。なんて思っていたのに、ある発見で急激に変化していきます。

自分と同じ、生きにくそうな人を発見する

それは休日にボーっとネットサーフィンをしていた時の事。なんとなく目に飛び込んできた「生きづらい」という文字。
生きづらい、その感覚に覚えがありました。否、目を逸らしていただけで、本当は子供の時からずっとあった「社会に馴染めていない」空気の感触、それが頭の中を駆け巡っていきました。

私はその記事を貪るように読みました。そこに書いてあったのが、HSPの事だったのです。

HSPとHSS型HSPの違いは？

本来、HSPと【自分迷子】は別物です。
HSPは生まれ持った気質で、【自分迷子】は後天的になってしまうものです。しかし、恐らくHSPの人は迷子になりやすいのではないか。と私は思っています。

私は、自分が見失っていた自分の片鱗を、HSPの特徴に見出したのです。

感動の私

私のような人間が他にもいる、しかも結構な数がいる！

あの時の感動をはっきり覚えています。

その後ネットだけでなく本も読み漁り、対処法など学んでいきました。
が、当たり前ですが根本的解決にはなりませんでした。参考にはなりましたけど、その性質は人それぞれ。私の問題はそのまま。でも、共通して書いてあることがありました。

我慢をしないで、自分を労わってください。無理をしないでください。

そうか、我慢しなくていいのか。私は心が軽くなったのを感じました。そんな時事件は起こった。

会社で初めてのガチギレ。感情を我慢せずに爆発。

私は何だかんだと社歴が長くなり、小さいながらも営業所を任されていました。
実際には上司がいたのですが、ころころ変わるわ他部署と兼任で日頃不在だわで、大して役に立ちませんでした。余計な仕事を増やす輩もいたし。
結局、私が諸々の事務仕事をするのです。そして、小さくて割と暇な営業所だったので軽く見られていました。でも、円滑に仕事を進めるため我慢我慢です。

そんな時に会社では人事異動の季節を迎え、私は本社に異動となりました。会社員であれば異動はやむなし。ですが、どうやら私は他人の穴埋め、人員補給のための異動だったのです。

「仕事が大変で異動したい、と言う人がいるが、このポストを空けるのはマズい。そういえば暇な部署に出来そうなやつ（私）がいるから、そんな簡単な所にいるくらいなら異動させよう」

伊達に長くいるわけではないので、そんな情報が耳に入ってきました。笑
少々悪意がありますが、概ねこんな感じで私の処遇が決まりました。

怒れる私

……いや、私だってそのポスト嫌だし！

何で他人が嫌がるポストにわざわざ行かなきゃいけないの、私だって嫌だよ！本社って大人数で五月蠅いし絶対今以上にストレスだよ！しかも、今までの私の仕事は「暇で簡単な」で済まされた！その「暇で簡単な」仕事を私が今までどれだけ頑張って来たか！それに元々私を「そんな簡単な所」に配属させたのだってそっちじゃないか！

という感情を我慢できませんでした。