【香りの種類】愛され上手なフローラル系

ごきげんよう、都花です。

香りにもいろいろな種類がありますが、今回は優美で華やか、愛され上手なイメージがあるフローラル系の香りについて。

女性の香水と言えば、圧倒的にフローラルが多いです。
世界の香水市場で６割以上を占めると言われています。
それだけ、長年愛されているんですね！

なので、種類も実に豊富で、同じフローラルの仲間でもだいぶ印象が変わります。
ここで紹介した以外にも、たくさん仲間がいます。

王道の花　フローラル・フローラル

香水や香りの製品、と言われて恐らく真っ先に思い浮かぶであろう、花々の香りです。香水の原点だと言われています。
バラなどの単独の花をイメージしたシングルタイプと、様々な花をブレンドした花束のイメージであるブーケタイプがあります。

よく使われるのがバラ・ジャスミン・スズラン・ライラック・イランイランなどでしょうか。

普段使いからビジネス、フォーマルな席など、幅広い場所で付けられるオールマイティな香り。
上品で優雅、華やかなイメージを持ちたいならこのグループでしょう。

ポピーをイメージした、実際はローズの華やかな香りであり、優美で都会的なイメージ。

甘く香る花　フローラル・フルーティ

花の香りに、フルーツのような甘さをプラスした香り。フルーツ系なのですが、フレッシュ感よりも花と合わせた時の立ち上るような甘さが特徴です。

主にマンゴーやパインなどの南国系のフルーツやベリー系やピーチ系などの甘い果物に、ローズやチュベローズなどを混ぜたものがよく見られます。

ちょっとしたお出かけやデートなどにぴったりです。
柔らかく甘やかな女性らしいイメージそのまま。また、ラストになると穏やかな印象になるものも多いです。

柔らかい甘さがふわっと広がる、実に春らしい香り。

艶やかな花　フロリエンタル

フローラルの中で最も華やかな大輪の花の香りです。フローラル系にオリエンタル系の艶やかさや刺激が加わったイメージです。オリエンタル・フローラルとも。

花を中心に、オリエンタルなペッパーなどの香辛料や乳香などのウッディを足したような香りです。

仕事などにつけるには甘すぎるイメージです。パーティやとっておきのお出かけ時に。
濃厚な甘さで妖艶、という言葉が思いつきますが、花がメインなので意外にくどさはなく、チャーミングなイメージもあります。

フルーティな甘さや華やかさと落ち着きがミックスした、魅力的な香り。

ロマンティックでモードな花　フローラル・アルデハイド

フローラル系の花々にアルデハイドという合成香料をブレンドした香りのグループです。アルデハイドは、しっとりとする脂肪の香りと言われています。（どんな匂いだろう）
この香料を薄めていくと人肌の匂いになり、香りに深みと奥行きを生みます。
適切かは分からないたとえですが、みそ汁の出汁的に捉えています。笑

このグループで真っ先に名前が挙がるのは、シャネルの５番でしょう。
アルデハイドを大量に使った香水です。天然香料だけでない、香りの新たな扉を開いた、まさに１９１２年発売当時の最先端の香りでした。
もっとも、最初は新しすぎてあまり評価されなかったようですが。時代がシャネルに追いついたんですね。

普段使いでも気合を入れた時や、自分を印象付けたい時に楽しめる香りです。
軽やかな花の香りに深みを与え、むわっと香り立つイメージ。モードでお洒落なイメージながら、エレガントさも感じます。

高級感あるエレガントな香り。実際にだいぶ高級です。付けすぎにはくれぐれもご注意を。

まとめ

いかがでしたか？ フローラル系は「香水と言えば」という代表的な香りです。香水でなくてもフレグランス商品は、ほぼ例外なく使われていると言っても過言ではないです。
是非、花々の華やかさを体験してみて下さい。

例として香水を挙げましたけど、あくまで私のイメージです。
なので、少々偏りがあるのはご了承くださいね。笑
当たり前ですけど、各グループもっと沢山の香水があります。気になったグループの香りを是非、直接感じてみて下さいね。

では、ごきげんよう！