ごきげんよう、都花です。
自分を探そうとする際、どうしても気になるのが自分はどういった才能を持っているのだろう?ということかな、と思います。
というのも、私自身が自己肯定感が地に落ちていた時、その時によく思っていた事だからです。笑
で、その時に受けてみたのが『ストレングスファインダー』ですね。有名なのでご存知の方は多いと思いますが。
私は、自分の有する技術を知るのに便利なものだと思いました。
ストレングスファインダーで分かる才能
才能というと何やら凄いものを想像してしまいがちですが、要するに日常で私たちがどんな能力を多く使っているか、を図るテストだと思いました。
まぁ、日常的に使っているのであれば、それはもれなく才能だろう、ということかと。
例えば、事務仕事について考えてみますと。
あれって、仕事と言えば…で表される代表的な ザ・仕事☆ な感じだと思うのです。
私も社会人になりたての頃は、誰でもできる仕事の基本だと思っていました。特に女性は事務仕事の需要が多く、避けられない作業です。
ところが、事務ってとても難しい。笑
同じようなこと延々としなければならないし、出来たところで大して評価はしてくれない。
他人のサポートが出来た方がいいし、おまけに細かいところまで注意しなければいけないし、そもそも忘れん坊にはハードルが高すぎる。
(私はとんでもない忘れん坊です。プロフィール参照)
確かに難しい事を要求されることは少ないですが、意外と色々求められるのです。
私が過去に事務仕事をしてみて、持続力・管理力・慎重さ・規律性などが、あればいいなと感じました。
せめてこれらの能力どれか一つでも、日常的に使っていないと厳しいかと思いました。
私はどれも適性がありませんでしたが。笑
つまり、これらの能力を使って出来る事が、事務という技術ということです。
ストレングスファインダーは、この能力の部分を浮かび上がらせてくれます。
いばらの道に進むな、という教え
この本を読んでいくと、はじめに「いばらの道を選ぶな」と書いてあります。
いわく、ほとんどの学習プログラムが「本当のあなたではない人」になることを目的としているという事なのだという。
生まれつき持っていない才能のなさを克服させよう、ということですね。
欠点を克服することは私たちの文化の基礎になっているのだ。
さぁ、才能に目覚めよう ストレングスファインダー2.0 一部抜粋
(省略)
このことは才能を存分に発揮している人を称賛するよりも、能力不足を乗り越えた人たちを祝福する風潮を生み出している。
残念ながら最も大変な「いばらの道」を選んでいるのだ。
確かに、多くの人が、得意を伸ばすより苦手を無くす方向に時間をかけているように思います。
私にも心当たりがあります。
私は手先が自他ともに認める壮絶なぶきっちょなのですが、高校生の頃、これを克服できないかと考えました。
そして「被服」というお裁縫の授業を実技選択枠で一年間受講しました。
先生に一年間みっちり指導してもらおうと考えたわけです。
……この流れなら、結果がどうなったか聞かなくても分かることでしょう。
残念ながら、私の手先が器用になる事はありませんでした。
また、お裁縫が上手になるということもありませんでした。
それどころか、一年間を通して、ウエストがダボダボしたハーフパンツや、腰ひもが結べない位置にある甚平や、縫い目ガチャガチャのエプロンなどの悲惨な作品をこしらえました。
挙句の果てに、毎時間ちゃんと出席しているにも関わらず、規定時間内にいつも仕上げられず、さぼり続けた不良生徒と一緒に居残りまでさせられる始末。
しかも不良の方が先に仕上がり、不憫に思われて手伝ってもらうという結末。
作品が悲惨だったので、筆記試験で成績をカバーしなければならず、普通より多めの勉強時間を主要教科ではない「被服」に費やさなければならない、というなんとも散々な結果になってしまったとさ。
さて、私の失敗談からも大いにわかるように。 笑
苦手なことに時間をいくら費やしても、その成果は芳しくありません。
上手くいったとしても、その成果はせいぜいが普通止まりでしょう。
恐らく、その分野で大成する可能性は、限りなく低いのではないでしょうか。
にもかかわらず、多くの時間を費やしします。
他でもない自ら「大成」ではなく「平均」になるために。
自分ができる技術をみつける
そんな訳で、私のように残念な時間を費やさないように、自分の使える能力を見定め、それによって出来る技術を見つけ、それに時間を使おう、という事ですね。
ストレングスファインダーを買うとアクセスコードが付いており、それを使ってテストを受けることが出来ます。
色々な質問に答えて、最終的に34の資質の中から上位5つの自分の能力を見つけてくれます。
ちなみに、私の上位5は、
1 内省
2 収集心
3 共感性
4 最上志向
5 適応性
となっています。
ふむ。頭でっかちであることは十分に分かる。
仕事の技術でいうなら、私は事務仕事は大いに苦手でしたが、接客仕事は割とできました。
この5つで言うならば、共感性と適応性が、その時々の会話に一役買っていたのだろう、というのは考えられますね。
あと、収集心であるところの雑学が、会話の種になっていたかも。笑
残念ながら、どんな技術が向いているか、そこは自分で見付けていくしかないんだよね。
でもとっかかりにはなり得る、そんな診断です。
興味があれば、お試しあれ。
注意点は、中古本はアクセスコードが使用されている可能性があるので、診断がしたければ新しい本を購入してくださいね。
それでは、ごきげんよう!