ごきげんよう、都花です。
最近は「香り」についての勉強をよくしている私です。
視覚や聴覚と違い、嗅覚はあまり研究の進んでいない分野で、分からない事がたくさんあります。
素人ながら、未知のことを知るたびわくわくしますね。
ところで、「モテる香水」とかって聞いたことありませんか?
フェミニンな香水とか、異性ウケする香りとか。
あれって本当なのかしら? って思ったことないですか?
私はあります。笑
そしてその答えの記述があった本を発見したので、ご紹介します!笑
モテる香水は存在する?
結論から申し上げますと、「魔法の薬」とか「媚薬」的なものではありません。
まぁ、当たり前といえば当たり前かな。笑
でも、あながち馬鹿にできない話もあります。
世界に名高い美女たちは、美貌だけではなく香りの逸話も付いてくることが多いのです。
言わずと知れた美女・クレオパトラは、男性を誘惑する際にローズやジャスミンの香油を体に塗り込んでいたという話は有名です。
真実かどうかは定かではありませんが、本当はクレオパトラの美貌は大したことはなく、実際は巧みな話術と豊潤な芳香によって男を虜にしていた、という話もあります。
ローズやジャスミンなら、とても華やかで優しい香りに包まれていたのでしょうね。
また、中国の傾国の美女・楊貴妃は麝香(じゃこう)の香りを愛用していた、という話が残っています。
麝香とはムスクのことです。今でも香水の種類であります。
実は楊貴妃は体臭がキツかった、という話がありまして。笑
博物館で聞いた話だと、どうやら生まれた一族全体で体臭が濃い体質だったらしい、という話なのですが、なんにせよ自分の体臭が気になったから麝香を愛用していたのかな。
麝香なら、官能的な柔らかさや甘い香りが立ち込めていたのでしょう。
とまぁ、彼女たちが美しくてモテていたというのは有名な話ですけど、実際本当に美貌だったのか?
現代の私たちでは確かめようもないことです。でも、香りの記述は確かにある。
日本でも、平安時代はお香がありました。
白檀などのいい香りを着物に焚き染めて、動くたびに香りが漂うのです。
源氏物語でも、香が恋の駆け引きに使われていました。
ということは、実際「媚薬の香水」は無くとも、香りにはモテの効果があるかもしれませんよね。
モテる効果の正体
で、そもそも、モテる効果とは、どこからきているのか?
香水の商品紹介ではフェロモンなどと書いてあることがあります。
ですが、我々人間は動物と違ってフェロモンを感じることが殆どできません。
感じたことあります? フェロモン。笑
ただ、無意識に女性は男性の腋汗の匂いを感じることができる、という面白い話もあるようですが、やはり動物のようにフェロモンで興奮はできません。
「香水の教科書」では、この答えをイマジネーション(想像力)だと説いていました。
たとえば大好きな男性歌手の歌声を聴くとワクワクしますね。
「香水の教科書」 引用
ロマンチックな映画を観たり、恋愛小説を読んだりすると胸が高鳴るでしょう。
シルクの下着を着けた日は、なんだかセクシーな気分になりませんか。
これがイマジネーションです。
実は、香水もこれとまったく同じです。
要は、妄想力。
つまり、その香りがセクシーだと感じれば、セクシーな想像力が働くということです。
自身がセクシーだと思う香水をつけ、同じように感じる人の妄想センサーに引っかかれば、モテることも確かにあるかもしれない。
まとめ
相手のイマジネーションに依存しますけど、そういった意味では、モテる香水は存在することになりますね。
ただ、私はどちらかと言えば、自身に暗示をかける方に香水は使った方がいいのではないか、と思います。
だって、自分が好きな香りを、相手も好きでいてくれるかはある意味、賭けです。
もしかしたら、相手の苦手な香りである可能性もあります。
であれば、自分のイマジネーションを働かせて、自身がどういう風になりたいか、という変身願望の方が叶えやすい、私はそう思います。
これについては、また次の機会に。
では、ごきげんよう!
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