ごきげんよう、都花です。
「お泊りをしよう!」と計画する時、必ずしなければならないのは宿泊施設の予約です。
たまに、現地で当日ぶっつけ本番!とテレビの企画みたいに予約なさらない方いらっしゃいますけど、どこも満室だった挙句マンガ喫茶でシャワーを使う、ということにもなりかねないので、止めておいた方がいいと思います。話のタネにはなりますけどね!笑
さて、宿泊施設を予約する際「旅館とホテル、どっちがいいかな?」と疑問に思う方もいらっしゃいますでしょう。私としては、和式と洋式で好きな方に泊ればよろし。
とも思いますが、何度かお客様にご質問頂いた事があったので、今回は旅館とホテルのそれぞれの特徴をお伝えしますね。
以前は部屋数などホテルと旅館で基準が明確に分かれていましたが、2018年に撤廃されたようで。かなり緩和されました。
洋式でプライベートが守られる ホテル
ホテルは、洋式で部屋数が多い、朝食がバイキング、お風呂は部屋付きでバスタブとシャワー。というようなイメージですね。では、細かくみてみます。
- 部屋は洋室がほとんど。ツインとシングルが主でトリプルのような広い部屋は少ない。
- ツインをトリプルにする際は1つが簡易ベッド(小さめベッド)になるため、じゃんけん必須。
- 片付けが得意でコンパクトに過ごせるなら洋室をお勧め。
- 一泊朝食、または素泊まりのプランがメイン。夕食はオプションで付けることが可能なホテルもあるが値段が高い。
- 朝食はバイキング。パン以外にご飯も食べられる。なぜか納豆とフルーツポンチをよくみかける。地域の特産品を出していたら手にとってみよう。
- お風呂はシャワーにバスタブ。たまにシャワーのみ。各部屋についている。リゾートホテルは大浴場やジャグジーがある場合も。
ホテルのサービスはプライベートを守る事とセキュリティ対策に重きを置いています。防音対策をしっかりしていたり、オートロックな部屋が多いですね。スタッフは一線を引いたサービスを提供していますので、構われたくない人はいいですね。夕食が無い場合、チェックインの時間も融通がきき、アーリーチェックイン・アウトを実施しているサービスも。
マイペースに自由な時間を過ごしたければ、ホテルがお勧め。
和式でおもてなしのサービス 旅館
旅館は和風で、女将さんやスタッフが至れり尽くせりのおもてなしをする、あとは温泉がある、というイメージですかね。○○ホテルという名前でも旅館だったりします。
- 部屋は和室がほとんど。たまに和洋室もあるが和室より千円ほど値段が上がる場合が多い。寝具も布団が主だが、最近は畳とベッドというおしゃれな旅館も出てきた。
- 荷物を片付けるのが苦手なら広めの和室がお勧め。端に寄せておけば一々片さなくて済む。
- おひとり様の受け入れが難しい。昔と違ってシングルプランが無い訳ではないので、ネットで探すか、直接交渉。旅館と密な付き合いのあるの旅行会社なら交渉してくれるかもしれないが、繁忙期はまず断られる。閑散期を狙おう。
- 一泊二食が主なプラン。一泊朝食のプランも多少値下げして実施しているところもある。最近は素泊まり対応も増えた。
- 夕食は和食が多いが、シェフによっては洋食を出すところもある。豪華で量が多いので頑張って食べきる。朝食はバイキングのところもあるが、大体は和定食。よく魚の干物がいる。
- お風呂は大浴場。部屋に小さいバスタブがある場合もあるが、全部ではない。温泉が多い。だが、大浴場だからと言って、温泉とは限らない。要確認。また温泉の場合は入湯税が発生する。大体150円前後。地域・プランによって変わる。
旅館のサービスはおもてなしの精神を重視します。お出迎え、お見送りをはじめ、仲居さんによるお茶出しや布団の上げ下げなど、人の手によるサービスが受けられます。小さい旅館の場合、非常にフレンドリーな対応をしてくれるところもありますね。
人と接したい、豪華な食事がしたいなら旅館をお勧め。
お値段で決めたい場合
以前ご質問で多かったのは、「旅館とホテル結局どっちが安い?」というもの。
結論はホテルの方が安い傾向があります。ですが、どっちもピンキリです。あんまり安すぎるのはそれ相応の理由がありますので、きちんと調べたうえで納得して申し込んでくださいね。
番外編・民宿とペンション
値段を気にするなら、民宿やペンションという選択肢もあります。
個人・家族経営が多いため、アットホームな雰囲気が多いです。ホテルや旅館に比べて料金が安いのにご飯がいっぱい付いてくることが多いです。
ただし、過度にサービスしてもらおうなどと考えない事です。
施設によって、ルールが異なりますので、食事内容や部屋は確認が必要です。
さらに値段を気にするなら、いっそドミトリーのご検討を。カプセルホテルや、ホステルなどとも呼ばれる相部屋の格安宿泊施設です。ただ、海外は沢山あるのですが、国内の数はあまり多くないので、探すのが大変かもしれません。
まとめ
沢山の宿泊施設がありますから、迷ってしまいますよね。自分に合った施設を予約して、楽しいご旅行にしてくださいね!
余談ですが、もしご年配の方とご一緒ならバイキングがお勧め。個人差があるとは思いますが、量が多すぎて残してしまうのが忍びないとの理由で、意外にも和食よりバイキングを選ぶ方が多かったです。
それでは、ごきげんよう!
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